MANJUSSAI Studio Report

vol.6
チャンピオンズ
2015年の秋ライブ以来、2度目の出演となるチャンピオンズの皆さん。メンバー全員が元部長という特殊なバンドである彼らが、この10周年という記念すべきタイミングにどのような想いを秘めて楽器を手にするのか。普段語らないであろう点に迫ってみました!

軽音部は自分を作っている。

練習中のスタジオの様子は、さすが元部長バンドといったところでしょうか。手慣れた様子で談笑を交えつつも、しっかりと各々ポイント確認しあって進めていきます。ドラムの藤代さん曰く、「長い付き合いなので、無茶振りしても拾ってくれて嬉しい。ちょー楽。」とのこと。でも卒業したばかりの森(ぴっぴ)さんはまだすこーし対応しきれないようで、藤代さんはそんな空気も楽しんでいるそうです。

そんなぴっぴさんは「チャンピオンズの以前のライブを見ていたけど、、、俺もチャンピオンズか〜。」と少し不安を見せつつも、誰よりも楽しむ気持ちで、いつも通りマイペースに立ち回ってくれそうな予感。
歴代部長メンバーが結集するこのバンドですが、そのバンド名は「チャンピオンズ」。部長は直訳すると“キャプテン”のはず、、、
こんな名前になったのはベース担当の中村さんが原因みたいです。
「最初はキャプテンズとか出てたんですけど、なんかの拍子にチャンピオンズって言ったらウケちゃって。何のチャンピオンだよ、みたいな。今では言葉の枠を超えて、もはや一つの概念みたいな捉え方になってます笑。」

何かしらで1番を狙う姿勢がある人なら、誰しもがチャンピオンズ、と語る一同でした。
ライブ向けて、ギター河村さんは「華感、チャンピオンズここにあり!というところを出していきたい。」と意気込んでいました。
シンプルに、10周年を前にして何を想うのか伺ってみると、皆さん“繋がり”というワードで返してくれました。ボーカル色紙さんが言うには「みんなの帰れる場所が10年続いた。気軽に集まれる場所があることが嬉しい。」とのこと。
中村さんにおいては、「自分を作っているいち要素」と語るほど。それだけ、かけがえのない場所になっているようです。

そんなチャンピオンズは本番当日トリを飾っていただくのですが、、、
不思議なことに取材テープの最後にメンバーさん以外の声2つが、、、

「本番頑張るんだモン!」
†みんな来てくれデウス!†

-ここで取材記事は終わっている-